同じ問題集を繰り返す vs 新しい問題集を次々に解く

 

< 前のページに戻る

 

協力者の京大生のひとり、Y氏はいろんな問題集を解くことの弊害についてこう語る。

「 試しに違う問題集を3冊、一気に解いてみたことがあります。その時に出来た問題、出来なかったをチェックしてみたんですが、3冊とも見事に同じ分野の問題で不正解を出している。つまり3冊解いた時点で、不正解を出した理解できてない分野がまったく改善されてなかったんです。その後、一冊の問題集を、間違ったところを重点的に何度も繰り返してたら、理解できなかった分野は確実に潰せました。別々の問題集を3冊解くよりも、一冊を3度解いた方が、理解は深まりますね。 」

 

さらに、別々の問題集を3冊解くよりも、一冊を3度解いた方が、圧倒的にスピードが早かったという。 ちなみに「同じ問題集を繰り返し解きましたか?」という質問に対し、現役東大生の80%がYesと答えている。

 

もちろん、偏った分野の問題ばかり集めている問題集なら意味はない。あらゆる分野を取り入れてる良問が揃った問題集を選ぶのが重要になってくるが、少なくとも同じ問題集を3回は解く。そして理解できなかった部分は完全に潰す。その問題集のマスターになる。それが好成績をたたき出す。

 

本屋に行くたびいろんな問題集に目が移り、ついつい買ってしまう。ところが結局、少し使っただけで終わり、また別の問題集を買う。こんなことを繰り返すよりも、まずは目の前にある一冊をマスターすることが、成績向上の近道であろう。

 

いろんな問題集に手を出すな!一冊のマスターになれ!

 

< 前のページに戻る

>>さらにレベルアップするには・・・

 

 

 

友達にこのWEBセミナーを教える

 

友達や後輩にもこのWEBセミナーを教えてあげて、一緒に合格しよう!

下のリンクをクリックすると、当WEBセミナーの申し込みURLが書かれたメーラーが立ち上がります。宛先にお友達のメールアドレスを記載後、送信してください。

 

お友達にこのWEBセミナーを教える

 

参考書籍:現役東大生たちが実践している合格のための勉強法